あなたと共に手渡す日(真名木風由 マスター) 【難易度:簡単】

プロローグ

「チャリティーマーケット?」
 『あなた』達は、思わず声を揃えていた。
 用があって訪れたA.R.O.A.本部に貼り出されていたのは、ハト公園で開催されるチャリティーマーケットのお知らせだ。
 次の休みの日だ、とその内容に目を通す。

 そのチャリティーマーケットは、タブロスにある複数の会社が開催するものらしい。
 物品の販売だけでなく、食べ物を売ることも出来るようだ。
 それだけでなく、音楽や踊りといった見せ物の類もある、と書いてある。
 立ち並ぶ店を見るだけでも楽しそう。
 チャリティー目的である為、その売り上げは全額孤児院へ寄付されるのだという。

 次の休みの日は、と互いに声を揃えて聞いてみて、『あなた』達は思わず笑い合う。
 どうやら、同じことを考えていたようだ。
 こうしたマーケットの開催自体、ハト公園ではそこまで珍しい訳ではない。
 が、チャリティー目的であるというのがいいし、出展する店の数も多く、種類も豊富であるようだ。販売だけでなく、見て楽しめるものもある。
 普通に楽しそうだと興味が出たのだ。
 A.R.O.A.は休日にどうかという意味で貼り出しているだけのようだが、気づいていなかったので、広告の貼り出しに感謝したい。
 気づいてなかったら、気づかないまま家でのんびりしていただけかもしれないし。
 知ったからには、足を運んで楽しまないと!

 もっとも───『あなた』達は、広告をもう1度見る。
 案外、自分で店を出したら、1番楽しめるかもしれないけど。

解説

●出来ること
・店を出す

マーケットへ店を出します。
下記であれば、売り物として提示可能。

・料理全般
『調理』・『菓子・スイーツ』・『コーヒー・紅茶』・『濃縮還元ジュース』・『パン作り』の範囲内の食品。

・物品
『裁縫』・『日曜大工』・『アクセサリー』等を使用して作る自作の雑貨・植物全般。

・見せ物・即興で提供出来るもの全般
『歌唱』・『演奏』・『ダンス』・『撮影』・『手品』・『腹話術』・『占い』・『絵画』の範囲内のものとします。
(『撮影』・『絵画』は準備期間の都合上、その場でお客様を題材にしたもの(本人写真・即興似顔絵)限定)

・店を巡って楽しむ

来場して普通に買い物を楽しみます。
店のジャンル指定(参加者が出店すれば参加者の名等)いただければこちらで対応します。

●消費ジェール
・出店する場合
出店料300jr+売り物準備費用500jr

他、ジュース販売等当日機材が必要な物を販売する場合、機材レンタル料金として200jr発生いたします。

・出店しない場合
マーケットでは金銭トラブル防止の為、チケット制を導入しています。
50枚綴りのチケットを購入する為、300jr消費します。

●出店ルール
出店する参加者は下記手順を遵守してください。

1:会議室で出店宣言

2:販売リスト提示

記入例
クッキー チケット3枚
パン チケット5枚
アップルパイ(1カット) チケット4枚
店主の歌(リクエスト制。どんな感じかを書いてください) チケット2枚

3:プランに販売リスト記載の記事番号を明記

●注意・補足事項
・提示した範囲内のものであれば販売OKとしますが、歌・演奏等で版権にお応え出来ません。
・執事・メイド喫茶といった、接客を売りにした店を出すことは出来ません。あくまで販売のみです。
・大勢の人が来ておりますので、TPOにはご注意ください。
・マーケットに迷惑が掛かる行為全般は採用出来かねますので、ご了承ください。
・購入品のアイテム配布はありません。

ゲームマスターより

こんにちは、真名木風由です。
今回は、男女両方でマーケットものを扱います。
純粋にマーケットを楽しみに来場してもいいですし、マーケットに店を出してもいいです。
店を出す方は、特に解説をよく読んでご参加いただけますようお願いします。
(プラン文字数節約の為、今回は販売リストのみ例外的に記事番号を確認して対応しますが、普段は会議室参照と記載いただいても対応しません)

絶対ではありませんが、会場内でどなたかと出会えれば、絡みが任意で発生することもあります。
店を出している出していない関係なく、お互い楽しく過ごしていると分かればいいのではないでしょうか。

店を出される方は、安値で沢山用意するか拘りのものを少量用意するかは準備費用の範囲内であれば自由ですので、ご参考までに。
見せ物であればステージ形式でも個別で出すのも個人の自由……頑張ってください。

店を巡って楽しむ方も素敵な日を。

それでは、お待ちしております。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

セラフィム・ロイス(火山 タイガ)

  大食漢だもんね。僕の分も使っていいから
きょとん)…ありがとう
(楽しそうなタイガを見れれば十分なのに)

チャリティーか…
いや、何かいいなって。笑顔の輪が孤児院の子供達に広がっていくんだと思ったら
うん行こうか(繋ぎ

■客。全参加者の店へ。玲央達以外は顔みしり。タイガの横で挨拶
ウィンクルムの出店思ったよりあるんだ。こんにちわ
確かにこれなら軽いけど…節約は一体
あ、あーん(赤面。つられもぐ)にやけないで美味しいけど
…お任せにする?
◆感想。タイガは拍手で喜び。セラは歌によっては照れ。演奏者として憧れる

■ミカの店
綺麗…これ全部デザインしたの?自作できる物なんだ

渡され)月って…(この前の)
大事にする(胸に抱き微笑



蒼崎 海十(フィン・ブラーシュ)
  販売リスト記載の記事番号:20

調理するフィンをサポートし、俺が接客と『歌』担当

待ってるだけじゃお客は来ないだろうし…それぞれ一口大の試食を用意して、客引きをする

いらっしゃいませ
お試しで試食は如何ですか?

歌の売り込みも
アコースティックギターで弾き語る
セラフィムさん達には、お二人をイメージした歌を
柔らかな月光と力強い陽光が重なる絆の歌

試食余れば食べる…アイス溶けると勿体ない

可能ならチケットを購入し、屋台巡り

いつきさんの所で指輪Aを見る
バンドの時はアクセは結構付ける
(お揃いで欲しいけど、素直に言えず)
フィンに似合いそう(と押し付けて購入)

ジルさんの所で店主のおすすめセット
玲央さんの所でおにぎりセット



暁 千尋(ジルヴェール・シフォン)
  アドリブ・絡み歓迎
販売リスト【16】

ジル先生が出店するとのことなので、そのお手伝いに
接客は先生の方が得意でしょうから、僕は裏方にまわります
料理はあまりしたことがないですし、邪魔にならないようにしないと
それにしても意外と激辛食べる人多いんですね
味見しましたけど、アレはちょっと・・・
先生のことだから加減はしていると思いますが、皆さんの舌が心配です

合間を見て他のお店も覗いてみたいです
先生は店番だからって言うけど、休憩だって大切ですよね
・・・せっかくなんですから、一緒に行きたいんです

他の方に会えたらご挨拶を
お腹もすいたし食べ物系なら買いたいです
(サンドイッチ、揚げアイス希望)


永倉 玲央(クロウ・銀月)
  わー、いっぱい集まってるなあ。
何でも屋の宣伝もできそうですね。
う、歌って何!?
ちょっとクロさん、僕聞いてないんですけど!

・販売
手作りサンドイッチランチ(たまご、ツナ、フルーツ)・・・チケット3枚
おにぎりセット(梅、昆布、鮭)・・・チケット3枚
店主(神人)の歌(リクエスト制、流行りの歌から童謡まで)・・・チケット2枚

・買物
ミカ・12C(ペアリング)重ねると両翼になる
海十・揚げアイス、歌(イメージはおまかせ)
ジル・中華まん

・料理は初級マニュアル本「調理」使用
・歌は歌唱スキル(レベル1)を使用
・他の店にもキチンと挨拶
・恥ずかしながらも歌には精いっぱい応じる
「うう・・・僕に恥をかけと・・・」

アドリブ可



信城いつき(ミカ)
  出店「12」(購入プランは「12」+商品番号で記入)
チケット:おにぎりS、店主のおすすめS(肉まん)、揚げアイス 各1

激辛肉まん面白そうだから買おうっと
あ、ミカが咳き込んだ。激辛当たったんだ!……あ、えーと怒ってる?

おにぎりと、ごめん用に揚げアイスも買っていこう
これ下さい……この髪の毛?宣伝としてつけてけって

戻ると、気になってたピアス無くなってた
買われたなら仕方ないか(でも少し残念)

ミカ、楽しそうだね。やっぱり売れると嬉しい?

片付け時:
バイト代に子供用のでいいから1個ちょーだい。
ケチっ……え、いいの?本当に作ってくれるの?もしかして気づいてた?
ありがとう!どんなのかな待ち遠しいなぁ(にこにこ)



●遊び心も準備して
 暁 千尋は、書き上げた販売リストに目を落とした。
(ミニ中華まんセットは肉まん、あんまん、ピザまん、カレーまんの中から好きなものを選べるし、先生のお手製だから、チケット4枚でも安いけど……)
 販売リストへ書く店名を『出張蒼月』と依頼したジルヴェール・シフォンは、店主のおすすめセットも必要と微笑んだ。
(何も激辛の当たりを入れなくてもいいのでは……)
 店主のおすすめセット限定で激辛肉まんが入る時もあるのだ。
 千尋も味見したが、(アレはちょっと……)と思ったらしい。
(先生はきっと相手を見て判断してくれると思う、けれど……)
 加減もしているだろうが、食べた人の舌が心配だ。
 ……千尋がそう思ったからではないと思うが、お手製のミルクシェイクも販売している。
 チケット2枚で中和出来るなら、中和した方がいいと千尋は思う。
「チヒロちゃん、出来た?」
「はい。これでどうでしょう?」
「ありがとう。読み易くていいと思うわ」
 ジルに声を掛けられた千尋が販売リストを見せると、ジルは微笑んだ。
「こういうイベント好きよ。ふふ、ワクワクしちゃう」
「先生、準備から楽しそうでしたよね」
「あら、チヒロちゃんも手伝ってくれるって言うのだもの、当然じゃない?」
 ジルが思い返したらしく笑みを零した千尋へ同じように笑みを向ける。
「沢山売りたいわね。知り合いが来たら、ちょっとおまけしちゃおうかなって思ってるけど」
「いいと思いますよ」
 千尋はそういう交流もジルらしいと賛成してくれる。
「おすすめセットには、ひとつは確実に激辛入れたいわよね。じゃないと面白くないと思うし、ミルクシェイクをお勧めしちゃえるし」
「……相手が小さい子供だったら、遠慮してあげてください」
「それは、盲点だったわ。そうね、小さい子はビックリするわね」
 千尋の言葉にジルは「頼まれた時にどうするか考えるわ」と微笑む。
 忙しくても、先生は先生であることを失わない。

●愛情販売!
 蒼崎 海十は、仕込みを続けるフィン・ブラーシュへ声を掛けた。
「販売リストも掲げ終わった。あと手伝えること、ある?」
「んー、そうだなー」
 はしまきの生地を作りながら、フィンは思案。
 焼く直前に天かすを混ぜる工程を入れるそうだが、そこまではある程度生地を作り溜めておかないと客を待たせてしまうからとはしまきの生地作りに余念がない。
 尚、揚げアイスの仕込みは既に完了とのことだ。
「皆のお店の場所確認して貰っていい? 場合によっては、急いで買い物になるだろうし」
「あ、そっか」
 海十は、納得して手を打つ。
 2人で店も巡りたいとチケットを購入したが、場合によっては急ぐ必要がある。
 その時、出店したと知っているウィンクルムの店に行けなかったら後悔してしまう。場所を把握しておかなければ。
「そう言えば、海十、はしまきはチケット4枚、揚げアイスはチケット3枚までは知ってるけど、海十の歌を聴くにはチケットは何枚必要なの?」
「んー、2枚」
 マップを見ながら海十がフィンの問いに答えると、何か物音がした。
 海十が何事だろうと顔を上げると、フィンはわなわなと震えている。
「海十の歌が2枚? ……その時間の海十を独占して、チケットが2枚……! 海十、もっと自分を大事にしないと……」
「え、だって、俺プロじゃないから」
 海十が、大袈裟だとフィンに笑う、が。
 フィンはすごい真面目な顔で海十の肩を掴んだ。
「歌っている時の海十は眩しい位輝いているんだ。歌っていて楽しいって伝わってくる。その歌声は、想いを揺さぶる……。その魅力を自覚しないなんて……。これは、俺がチケットをもう1セット購入し、海十を独……痛っ」
 全て聞き終える前に海十は真っ赤な顔でフィンの頭をチョップした。
「売り物の意味ないだろ!?」
「だって!」
「それに……フィンには『売る』必要ないだろ」
 涙目のフィンの顔が一気に輝いたかと思うと、海十へハグをして騒ぎになったのは言うまでもない。

●これで次に繋がる?
「わー、店も一杯集まってるなあ」
 永倉 玲央は、立ち並ぶ店が準備に追われているのを見て感嘆の言葉を上げた。
 隣にいるクロウ・銀月は朝早かったからか、何か眠そうである。(朝早くなくても無気力、だらしない、適当の3拍子のクロウは普段ハキハキと動いているのを玲央は見たことがないが)
「周辺のお店に挨拶も済ませたし、売り物を並べないと。クロさん、僕が並べている間に販売リスト書いておいてね」
 少しは手伝えとばかりに玲央はクロウへ仕事を押しつけ、テーブルへサンドイッチとおにぎりを並べ始める。
 本を読みながら頑張って作ったサンドイッチは『卵』、『ツナ』、『フルーツ』の3種類。
 フルーツは昼食と言うより、デザートやおやつのような感覚で楽しめるようにと作ったものだ。
 同様に本を読んで頑張ったおにぎりも塩、昆布、鮭のセットで準備。具自体は奇を衒ったものはないが、幅広い年齢層を意識している。
 どちらもチケット3枚とお手軽だろう。
(売れるといいな)
 玲央が何でも屋の相談も出来たらと思いながら、ふと、販売リストを記しているクロウを見た。
 そこで、信じられない文字が目に飛び込む。

『店主(神人)の歌(リクエスト制、流行りの歌から童謡まで) チケット2枚』

「う、歌って何!? ちょっとクロさん、僕聞いてないんですけど!」
「とりあえず、こういうのも出しとけばそれなりに稼げるだろ?」
 クロウは悪びれもなくそう言った。
 歌は、基本的に売り切れはないだろう。(本人が疲労すれば話は別として)
「お前、中々だし、いけるって」
 前に音楽でデミ・大ラットをってこともあったし、とクロウが言い、玲央も納得した次の瞬間。
「俺は楽出来るしなー」
「それが目的かよ! マジ最悪だなアンタ!」
 クロウが本音をぶちかまし、玲央が納得した時間返せと口にする。
 それがクロウ(自分のパートナー)だと分かっていても、解りたくない時もある。だって、神人だもん。

●小さな広告塔
 信城いつきは、ミカが並べるアクセサリーの数々に目を輝かせた。
「これ、全部手作り?」
「ああ」
 ミカはまだ設営の最中の為、手を止めないままの応対だ。
 以前から作っているものもあるだろうと思うが、子供用のアクセサリーなどもあり、これらはこのマーケットの為にミカがわざわざ作ったのだろうということが推察された。
「指輪、ペンダント、ピアス……モチーフの違いだけで印象が違うね。こっちの子供用もブレスレット、ヘアピン、ヘアゴムってあるけど、モチーフだけじゃなくて、ビーズの色が違うだけで印象が違う」
「洋服だってそうだろう?」
「改めて実感したと言うか」
 いつきは大人用のアクセサリーが5枚、子供用のアクセサリーが3枚という販売リストを見る。
 店の名前も並ぶアクセサリーに見劣りしないもので、純粋に凄い。
「序盤、俺買い物に行って調達してくるけど、何かリクエストある? なかったら、皆のお店行って、良さそうなの買ってくるけど」
「じゃ、それで」
 店の準備が忙しいミカは、どういう店があるのかチェック出来ない。
 合間に昼食として食べられるようなものがあればいいと思うが、絶対に必要という訳でもない。
 ウィンクルムも出店しているという話は知っているが、販売物までは分からない。
 いつきが何か買ってきたものを適当に食べておく(取るとも言う)程度でいいかという気もするが、いつきはリクエストしなくても買ってくるだろう。
(ラーメンとか買ってきたら困るが)
 いつきは、そういうことはしない。
 食べる際に零れる心配がない、言わば安全そうなのを買ってくるだろう。
 ミカのいつきへの評価が垣間見える考えだが、ある種の信頼がこの後の悲劇に繋がるとは、この時はまだ誰も……女神ジェンマさえ知らなかった。
「そろそろ始まるみたい。間に合いそう?」
「ああ。もうすぐ終わる」
 いつきに問われ、ミカがやっと終わった設営を見る。
 その時、開会時間がアナウンスされた。

●皆で笑顔を
「うし、チケットゲット! 吟味しねーとな!」
「大食漢だもんね。僕の分も使っていいから」
 意気込む火山 タイガへセラフィム・ロイスが微笑する。
 だが、タイガは「ダ・メ・だ!」とセラフィムに言う。
「セラも楽しむ! じゃねーと俺が嫌だ」
 しばしきょとんとしていたセラフィムは、やがて「……ありがとう」と先程よりもずっと嬉しそうな微笑をタイガへ向ける。
(楽しそうなタイガを見られれば十分なのに)
 タイガは、僕をとても幸せにしてくれる。
 幸せ、と言えば。
「チャリティーって、何かいいよね」
「ん? どうした?」
「だって、笑顔の輪が孤児院の子供達に広がっていくんだと思ったら……いいなって思ったんだ」
 セラフィムが周囲を見回し、そう呟く。
(つい騒ぎ立てちまうけど……そうか、色んな笑顔が詰まってるんだ)
 このマーケットの売り上げは全て寄付される。
 マーケットで皆楽しく笑い、そしてその優しさが孤児達も笑顔にしていくのだ。
「なら、まずは俺らが笑顔になるぞ! 今日は沢山笑おう!」
「うん。……行こうか」
 タイガの笑顔にセラフィムは微笑んで頷く。
 どちらから切り出すまでもなく、ごく自然に手を繋いだ2人は、マーケットの雑踏へ消えていった。

●教えること、教わること
 いつきが買い物に行っている間、ミカは1人で店を切り盛りしていた。
 開会してから人の姿はまだ多くないが、ミカの作品を見て足を止める者も多い。
「先生、こちらです」
「あら、素敵ね」
 千尋とジルがやってきた。
 ミカは馴染みが薄いものの、ウィンクルムであることは手の甲を見れば分かるので、「いらっしゃい」と声を掛ける。
「店出してるのか?」
「ええ。仕込みは終わってるし、お昼時が勝負だと思うから、店を開ける前にここだけね」
 ジルがアクセサリーは見たかったのだとミカへ微笑を向ける。
 歌も気になるが、それは店が終わってからかもしれない、という話をしながら、ジルの目が蓮モチーフのペンダントに止まった。
「あら、これいいわね」
「綺麗ですね」
 ジルの呟きで千尋もペンダントを覗き込む。
「チヒロちゃんもいいって言ってくれたし、こちらをひとつ」
「ありがとう。そちらも上手くいくといいな」
「お互い頑張りましょう」
 嬉しそうに微笑むジルと彼の隣を歩く千尋を見送っていたが、ミカは次に来た客の声に気づき、意識を店に引き戻した。
(あ、こっちもウィンクルムか)
 面識はないが、やはり手の甲でウィンクルムであると判断するミカ。
 会話からして、彼らも店を出しているようで、勝負のお昼時の前に買い物に来てくれたらしい。
「折角だから、買いませんか? 指輪とかかっこいいですよ!」
「そのお揃いのペアリングとかか?」
「あ……そう、ですね。お揃い……」
 頬を染めている神人(言うまでもなく玲央だ)と精霊(こちらはクロウ)の空気に温度差があるような気はしたが、ミカはとりあえず口出ししないでおく。
「このリング重ねると……」
 その言葉の後、更に真っ赤になる神人。
 精霊の方は気づいているのかいないのかよく分からない。
「図は幾つかあるな。ウィンクルムなら、こっちなんかはいいかもしれない」
 ミカはそのペアリングを勧める。
 そちらは、重ねると両翼になるもの。
 これならば、ウィンクルムならばアリだろう。恋愛でもそうでない意味でも使える。
「あ、じゃあ、こちらで」
 ペアリングを購入し、急ぎ足の神人とマイペースな足取りの精霊が去っていく。
 そこへ、いつきが戻ってきた。
「店開いたばかりだったけど、これ面白そうだから買ってきたよ!」
 先程の客、千尋とジルの店で購入したらしい。
 店主のおすすめセットのひとつをミカが摘んでみた。
「……ッ」
「あっ!? げ、激辛当たったの!?」
 ミカが咽たのを見て、いつきが驚く。
 急いでお茶を渡すと、ミカはお茶を飲み、ふーっと息を吐く。
「ふーん、激辛ねぇ」
「……あ、えーと、怒ってる?」
 ミカの感情が見えず、いつきは恐る恐る確認する。
 が、ミカはやけに笑顔だ。
「いつき君、中華まんだけじゃ少ないから、おにぎり買って来てくれるかな。宣伝に、これつけて」
 ミカが指し示したのは、子供用のヘアゴムだ。
 ピンクのハートカットされたビーズがとても可愛らしい。
「怒って、る?」
「別に、怒ってないよ」
 いつきが嫌な予感を覚えて後退するが、ミカはにやりと笑いながらいつきの退路を断つ。
 その結果は───この後のお楽しみ。

●遊び心は楽しく
 千尋とジルはミカの店で買い物を終え店へ戻ると、急いで店を開けた。
 店を開けて間もなく、いつきが店へやってくる。
 先に飲み物を調達していたそうで、手にはお茶があった。
「何にしようかな。……あ、激辛肉まんが当たるかもしれないの? 面白そうだから、こっちにしようかな」
「あら、当たってしまったら、ミルクシェイクも買いに来てね」
 いつきとジルの会話を聞きつつ、裏方作業をしていた千尋は大丈夫だろうかと心配したが、会話からいつきが食べるものではないらしいと判断して、とりあえず口出ししない。
(……あ、でも、あのアクセサリーの方、辛いものは……?)
 先生が喜んでいたペンダントを作ってくれた人だし、と千尋が悶々考えている間にいつきは購入して、店の方へ戻ってしまった。
 後で、咽たミカがいつきを『広告塔』に仕立て上げ、その姿を見た千尋は何かいつきにもミカにも申し訳ない気分になったらしいが、それは別の話。
 その間にも海十が買いに来ていた。
「後でチヒロちゃんとお店に行くわ。歌に興味があって」
「是非、来てください。フィンのはしまきも揚げアイスも美味しいですよ」
 フィンは店を離れられない為、自分がひとまず急いで調達しているらしい海十が、ジルと和やかに話している。
(先生、接客上手だな。お店やっているだけある)
 千尋は感心しながらも、色々馴染みがない自分はジルが仕事し易いよう裏方作業を頑張ろうと思った。
 料理にも接客にも馴染みがないなら、ジルの手が届き難い場所をフォローすれば、きっと助かるだろう。

 海十も立ち去った後は、色々な客が足を運んでくる。
 やっぱりとも言うべきか、店主のおすすめセットの売れ行きが良い。
 激辛肉まんの辛さの程度が知りたいという興味もあるが、それがあっても何を選んで貰えるだろうというお楽しみ感も大きいかもしれない。
「美味しくて、楽しくて、かつ儲かる……一石三鳥よね」
 客の切れ目でジルがくすくす笑う。
 激辛肉まんの後のミルクシェイクも好評だからだ。
「先生は商売上手ですね」
「あら、褒めてるの?」
 嬉しいわ、とジルが微笑む。
 基本的にジルは店番のつもりらしい為、先程のアクセサリーも開店前に立ち寄った位だが、まだ他のウィンクルムの店を回りきれていない。
 海十の店も歌以外のものもあるらしいから、出来れば、一緒に見に行きたい。
「先生、お昼過ぎたら、休憩がてらまたお店を巡りませんか?」
「あら、デートのお誘い?」
 買い物は千尋へ任せるつもりだったらしいジルが、千尋の提案にくすくす笑った。
「折角なんですから、一緒に行きたいんです」
「ふふ、デートの誘いは断れないわよね。お昼過ぎたら、お店は少し閉めて行きましょう」
「頑張りましょう、先生」
 楽しみ、とジルが微笑むと、千尋も微笑む。
 お腹に溜まり易いミニ中華まんを求め、客がまた1人、店を訪れる。
 お昼過ぎるまで戦場のようになるだろうが、その後は楽しい休憩が待っている。

●その味は甘過ぎて
 海十は千尋とジルの店で買い物を済ませて戻ると、すぐに接客開始すべく準備を整えた。
「待ってるだけじゃお客は来ないだろうから、例のものを」
「了解、と!」
 海十は客引きの為に必要だとフィンへ事前に試食分も作るようにお願いしていた。
 どちらも味の予想が付き難く、購入を迷うだろうが、試食ならまずはと手を伸ばしてくれるだろう。
「いらっしゃいませ。試食はいかがですか?」
 バンドでボーカルを務めるだけあり、聞き取り易い声が界隈に響く。
 周囲がちらちら興味深げに見始めていると、セラフィムとタイガが天の助けのように姿を現した。
「はしまき? 面白れー、初めて見るな!」
「お好み焼きを串に巻いたようなものかな」
 タイガへフィンが微笑みを向ける。
「外はパリッとして、中はもっちり。食べ易いし、ここにお酒はないけど、酒のつまみにもなるから大人から子供までいけると思う」
「じゃ、まず、それ!」
 タイガの注文を受け、フィンが作り始める。
 小麦粉、水、削り節、キャベツ、紅しょうがの微塵切りの生地へ天かすを入れてから、焼き加減に注意して焼いていく。
「おお、すっげー!」
「あ、目玉焼きもあるんだ」
 タイガの隣でセラフィムも珍しそう。
「後はお好みで、ソース、マヨネーズ、青海苔かな」
 受け取ったタイガが全部掛けて、一口。
「お、美味い! セラ、あーん!」
「タ、タイガ……」
 タイガに恥らいつつもセラフィムはあーんに応じる。
 大進歩に喜びつつ、「美味いよな」とタイガは笑顔を向け、セラフィムも頷く。
「あと、揚げアイスも食べてみたいな」
 にやけないで、と言いつつも、揚げアイスは2つねとセラフィムが注文。
 こちらも食べてみて、うん、美味しい。
 その間、タイガが海十へ歌をリクエストしていた。
 任せると振られ、海十はアコースティックギターを取り出す。
「持ち歌に、お2人のイメージによく合う歌があったから、それを」
 海十の声は、周囲の人の足が止まる位よく響いた。
 力強い陽光が示す昼、柔らかな月光が示す夜、2つの光が重なり合う僅かな時でも揺ぎない絆があるという歌だ。
 歌い終えると、セラフィムとタイガだけでなく周囲の人々からも拍手が上がる。
 そこからが、早い。
「凄い繁盛してるね」
「お陰様で。……その頭は?」
「宣伝用だって」
 理由は分からないが、ごめんなさい用らしい揚げアイスを購入したいつきへ海十が問い掛けると、いつきは可愛らしいツインテールを指し示してそう説明した。
「おにぎりも買ったし、アイス融けるから、そろそろ戻るね」
「あ、ああ」
 いつきに戸惑いつつ、海十が見送る。
 すると、調理しながらフィンが言った。
「似合って可愛いからいいんじゃないの?」
「可愛い……」
「海十はやんないでいいからね。違う魅力なんだから」
「そんなこと言ってない!」
 2人の会話はいつきの耳にも入っていたが、ラブラブだなぁと思ういつきは家で見せたらどういう反応してくれるか、ちょっとだけ気になった。

●思った以上の繁盛
 さて、いつきの頭に驚いたのは海十だけではない。
 海十とフィンの店に来る前に立ち寄られた玲央とクロウの店でも、玲央は驚いていた。
「広告塔なんだって。髪に結ばれている所を見て想像する人もいるからって」
「そうなんだ」
 玲央には女の子のアクセサリーのことはよく分からないが、そういうものらしい。
 ペアリングを購入したあの店にあったものだから、きっと今頃は沢山の人が来ているのだろうなと想像してみる。
「そういう広告の仕方もありか。何もしなくても広がるのはいい」
「アンタそればっかりだな!」
 クロウが微妙な感心をすると、すかさず玲央がツッコミを入れる。
 すると、いつきが何故か訳知り顔で頷いた。
「パートナーは……色々なんだよ」
「?」
 玲央はよく分からなかったが、いつきのパートナー2名、違い過ぎる為に悟った事実だったりする。
 これから面識あるウィンクルムの店へ行くと話したいつきが雑踏に消えると、お昼時が近づいてきたからか、店が忙しくなった。
 中には───
「結構指名あるなー」
「……僕に恥をかけと……」
 感心するクロウを恨みがましく見ながら、玲央は店主の歌注文に応じて、歌を歌っていく。
 基本流行の歌や童謡(子供向けのアニメや特撮の主題歌も聞かれることもある)で、大体知っているかと歌のタイトルを提示されるので問題ないが、それ以上に恥ずかしい。
 それでも、指名いただいたからと精一杯歌って頑張っている。
 そうこうしている内にお昼が過ぎており、売り物はだいぶ少なくなっていた。
「あら、だいぶ繁盛しているのね」
 ジルがウィンクルムの店だと声を掛けてきた。
 同業が結構いるとクロウが思っていると、千尋が店が昼時過ぎてひと段落過ぎたので少し巡っているのだと玲央に教える会話が聞こえた。
「少し巡ったら、売り切れまで頑張って、それから最後まで巡るのも悪くないかと思って」
「小腹が空く時間になったら、また人が来ると思いますし」
「こちらはそろそろ売り切れになりそうです」
「歌があるけどな」
 ジルと千尋へ玲央がクロウの言い分を無視しつつ、笑みを向ける。
「それでは、サンドイッチいただいていいですか? フルーツが残っているみたいなので」
「フルーツはこれで最後ですね。ありがとうございます」
 玲央がフルーツサンドイッチを渡すと、千尋が受け取る。
 その後、ジルが童謡をリクエストして玲央が披露すると、そろそろ戻った方がいい時間になったらしく、千尋とジルは店の方向へ歩いていった。
「売り切れない内に来てくれたら、おまけするわよ」
「おまけか、いい響きだ」
「アンタ、働いてから言え」
 去り際のジルの言葉にうんうん頷くクロウへ玲央は再度ツッコミを入れた。

●最後まで楽しく
 店に戻りがてら、海十とフィンの店で揚げアイスも購入した千尋とジルは、サンドイッチと揚げアイスを食べてから、お店を再開した。
「お、再開したな!」
「閉めている間に来ちゃったのかしら、ごめんなさいね」
 タイガが元気良く声を掛けてくると、ジルが微笑む
 その隣で、セラフィムがぺこりと挨拶した。
「激辛って……どれ位辛いのかな」
「辛いのが苦手なら、止めた方がいいと思います」
 販売リストを見て考え込むセラフィムへ千尋が声を掛ける。
 今までも辛いのが厳しそうな子供などにはジルがそれとなく誘導して選んで貰うミニ中華まんセットへ変更して貰っていたが、タイガと分けることが想像出来る為、確率的に大丈夫と購入して当たってしまったらと思ったのだ。
「なら、選ぶ方にするか。それなら食えるだろ。セラ、どれにする?」
 察してくれたタイガが中華まんの種類をセラフィムと一緒に悩みだす。
 結局、1種類ずつ選ぶことにしたらしいが、一応、ジルが分かるよう目印をつけ、2人に教えた。
「他にもウィンクルムの店ある?」
「ありますよ。場所は───」
「結構あるね」
 タイガの質問へ千尋が答えると、セラフィムが感心する。
 まだ行っていない店もあったらしく、2人は連れ立って去っていく。
 やがて、小腹が空く時間が来たのか、また少し忙しい時間が過ぎていくと、さっきサンドイッチを購入した店の玲央とクロウが姿を見せた。
「おにぎりもサンドイッチも売り切れてしまったので」
「おめでとう。こちらもあと少しって所よ」
 玲央が売り切れ報告(歌まだあるだろうというクロウの意見は綺麗に無視していた)をジルが微笑んで労う。
「へぇ……ロシアンルーレットだと。やってみる?」
「遠慮します……」
 販売リストを見ていたクロウが店主のおすすめセットに興味を示すが、イヤな予感を察した玲央が拒否する。
 それだけで千尋は玲央の苦労を垣間見たような気がした。
 結局、中華まんセットを購入し、ジルからはおまけとしてミルクシェイクをいただくことに。
「先に楽しんでてね」
「ありがとうございます」
 ジルに微笑んだ玲央は気づいてなかったが、千尋はふとクロウを見て気づいた。
(甘いの大丈夫なのか……)
 激辛肉まんの中和も目的にしているものなのだけど。
 特に玲央に押しつける様子もなく飲んでいるから、大丈夫と言うより、好きの部類かもしれない。
「チヒロちゃん? あともう少しよ」
「はい、先生。頑張りましょう」
 ジルに声を掛けられ、千尋は我に返る。
「ワタシ達が指摘するより、自分で気づいた方が楽しいわよ?」
「先生、面白がってますね」
 千尋の視線で気づいたらしいジルがくすくす笑うと、千尋は軽く苦笑する。
 どう見てもやる気があるようには見えなかったクロウが、甘いミルクシェイクを少し違う空気で飲んでいた。
 それは、本人の自己申告で気づくか自分で気づいた方が面白い。
 ジルの思惑も知らず去っていった2人を見送り、売り切れまで頑張ろう。

●売り切れ御礼、そして
 千尋とジルの店がまた忙しい時間を迎えている頃、玲央とクロウの店も最後の追い込み時に入っていた。
「おにぎりセット、まだ残ってるか?」
「はい。最後の1個ですけど」
 海十が慌てて店に来ると、玲央が微笑んだ。
 ふと、販売リストを見て海十が呟く。
「ここも歌を販売してたのか」
「ここも? あっ、お客さんが言ってた……!」
 歌を希望する客の中に、向こうでも歌を歌う店があると聞いていたのだ。
 手の甲から、同じウィンクルムと気づく玲央は海十の店だったのかと気づく。
「時間ないからリクエスト無理だけど、後でうちにも!」
 名乗るだけ名乗った海十が走って店へ戻っていく。
「商売敵がいるとはなぁ、いっそずっと歌ってるとか」
「発言権ないから」
 クロウが海十を見送り、玲央へ提案するが、何もしていないと玲央は退ける。
 おにぎりセットも終わり、サンドイッチも残す所卵とツナのみ。
 お昼過ぎたからどうだろう、と思っていると、ウィンクルムの店と聞いてとセラフィムとタイガが来てくれた。
「殆ど売れてるな。すっげー!」
「数もそんなになかったので……」
 自己紹介も終えたタイガが感心すると、玲央が微笑する。
 本を読みながらということもあり、数は沢山作れないだろうと判断した玲央は、時間内で出来る数を丁寧に作ることを心掛けたのだ。
「沢山作っても、具の量がまちまちだったりするとヤだしなー」
「丁寧な心配りが感じられる方が嬉しいと思うよ」
 玲央の言葉にタイガとセラフィムが頷く。
「どっちにする? まだお腹一杯じゃないだろ? 経費節約したんだし」
「節約って一体」
 タイガの言い分にくすくす笑いつつ、セラフィムが卵にしようと提案、2人は購入を決めた。
 折角だし、と歌まで指名され(玲央は海十の店にも行った話を聞いて恥ずかしかったそうだが)、童謡を披露すると、2人を見送る。

「歌のリクエストもいいね。僕達はおまかせにしてしまうけど、その人の為だけの歌って感じがする」
「だな! 思わず拍手する!」
「目立ってるよ」
 玲央とクロウの店だけでなく、海十(と玲央はまだ知らないがフィンも)の店でも拍手したらしいタイガへセラフィムがくすくす笑う。
「童謡は懐かしく感じたけど、僕達に近い歌って歌ってくれた歌、照れちゃった。ギターの演奏、凄い、憧れるって思う以上に」
「俺は嬉しかったけどな!」

(仲いいなぁ)
 玲央は聞こえてくる2人の会話にそう思う。
 詳しく知らないが、深い絆があるのは分かる。
(それに引き換え……)
 玲央は、何となくクロウを見た。
 クロウは相変わらず、やる気があるようには見えない。
 考えても仕方ない!
「売り切れになりましたし、店仕舞いして、またお店巡りましょう。楽しむのもチャリティーですよ!」
「なら、閉めるか」
 玲央はまだ残っているチケットを指し示すと、クロウは頭の後ろをかく。
 元々、機材などを借りている訳でもないのですぐに終え、終わりに近づくマーケットへ繰り出した。

●売り切った!
「何と言うか、試食が余ったら食べようかと思ったけど、試食を作る時間もなくなるとは思ってなかった」
「海十の歌がいい宣伝になったのかもね?」
 海十とフィンの店も調理に歌に大繁盛だ。
「でも、試食が余らなくても、後で好きなだけ海十だけのスペシャルを作るけど」
「スペシャルって?」
「海十が好きなアイスで作るとか。『売る』必要ないしね?」
 準備の時に言った言葉を切り返され、海十が顔を赤くしてると、玲央とクロウがやってきた。
「2人だったのか。歌と───」
 クロウが玲央と共に挨拶すると、何かを見ている。
 会話をしている海十と玲央が気づく前に、フィンが口を出した。
「揚げアイス、食べてみない? 今もちょっと話してたし」
「アイスって揚げられるんです?」
「衣に食パンを使って揚げると、中まで火が通らないんだよ。高温で一気に揚げるのがコツで、中のアイスは冷たい。どう?」
 玲央に説明しながら、フィンはちらっとだけクロウを見る。
 会話に参加していなかったフィンは、クロウがどこを見ていたのか気づいていたのだ。
「じゃあ、2つお願いします」
 玲央が注文し、玲央とクロウはそれぞれ揚げアイスを口にした。
 すると、玲央は信じられないものを見る。
 クロウの顔が、ちょっと綻んだのだ。
「クロさん、甘い物好きなんですね……」
「何か問題でも?」
 否定しないということは、そういうことだ。
「い、いえ。別に」
 珍しい顔をしていたとは言えず、玲央は話題変更の為海十へ歌をリクエスト。
 秋らしい歌、というリクエストを受けた海十はバンドの歌ではないが、よく知られている秋の歌を歌い上げる。
「わ……凄く素敵でした! ありがとうございます!」
「これは───ッ」
「それでは!」
 感激した様子の玲央と足を押さえるクロウが去っていく。
 尚、クロウが何でも屋の広告を考えたのを察した玲央が即却下で足を踏んだのが真相だが、見えていない海十とフィンには分からない。
「あら、もうそろそろ店仕舞い?」
「もうすぐって所ですね」
 千尋と共にやってきたジルへ海十が状況を教える。
 結構な準備をしてきたが、実演販売と海十の歌のお陰で売り切れ目前になっていたのだ。
「揚げアイス、まだありますか?」
「あるよ。少し遅かったら、売り切れちゃう所だったよ?」
 千尋が尋ねると、フィンが「良かったね」と笑って準備を始めてくれる。
 その間、ジルが海十へ歌をリクエストしていた。
「そうねぇ……、楽しい歌がいいわ。こういうイベントですもの」
「分かりました」
 ジルのリクエストに応じ、海十が明るいテンポの歌を歌い始める。
 弾き語りというのもあって、かなり本格的だ。
「楽しい時には楽しい歌がいいわよね」
「今日、ずっと楽しいですからね」
 出来立ての揚げアイスを食べながら、千尋はジルの言葉に頷く。
 楽しいと思うのは、きっと隣に楽しそうな先生がいるから。
 歌を聴いていて何となくそう思った千尋の横顔を、ジルは嬉しそうに見ていた。

●本当に大切なこと
「ミカ、楽しそうだね。やっぱり売れると嬉しい?」
 客の切れ目を狙っていつきが声を掛ける。
「あぁ、楽しいな。……お客の表情が変わるのが」
 ちょっと恥ずかしそうに可愛いペンダントを購入して行った、見た目ボーイッシュな少女を見送りながら、ミカは呟いた。
 ミカは、積極的に接客している。
 基本的に売る側の反応をダイレクトに見る機会はない。
 故に、自分の作品がどういう形で誰かの手に渡るか、どんな表情をして貰っているか比較的分かり辛い。
 だが、今日はいい機会になったと思う。
「こんな小さな物一つ身に付けただけで、まるで自分そのものが変わったみたいに輝いた表情するのが、な」
 アクセサリーに目を落としてそう言うミカの表情は、いつきには優しく感じる。
 同じように誰かを待ち望むアクセサリーに目を移し───
「あ、売れちゃったんだ」
 いつきは、気になっていたピアスが買われていたことに気づいた。
「少し前にチビと大して年が変わらないようなのが買って行ったな」
「それなら仕方ないか」
 少し残念そうないつきは、セラフィムとタイガがこちらへ歩いているのに気づき、手を振った。
 店に来るつもりだったらしいセラフィムとタイガがこちらへやってくる。
「綺麗……これ全部デザインしたの? 自作出来る物なんだ」
「材料にもよるが、家でも出来るものもある」
 セラフィムが感心した声を上げると、ミカがそう話す。
「家で簡単に、程度なら、銀粘土なんかは少し値は張るが手軽だな。七宝は炉を準備する必要があるし、かなり高温になるから、初心者だけで扱うのは危険だ。あとは、ビーズ関係も扱い易い」
 入手し易さも踏まえてミカがそう言うと、凄いといつきが零す。
「チビ、俺の職業言ってみ?」
「スイマセンデシタ」
 にやりと笑うミカへいつきが片言で謝る。
 そんな様にセラフィムがくすくす笑みを零しつつ、タイガと一緒に何を買おうか見ることにした。
「色々あるね。迷いそう」
 タイガは瞳を輝かせて見ているセラフィムが綺麗で、好きだなと思う。
 実は、3人が会話している間にタイガは見つけていた。
 ミカを手招きし、セラフィムが気づかない間にそれを購入する。
「これにしようかな」
「じゃ、俺はこっち」
 セラフィムが指輪に目を留めると、タイガはその指輪を手に取った。
 すると、セラフィムが少し照れた表情をする。
 気づかれたことに、気づいたから。
「大事にするよ」
「またな!」
 セラフィムとタイガは購入し、マーケットの雑踏へ消えていく。
 いつきは2人の表情の変化がよく分からなかったが、ミカは何か通じるものがあったのか、「ああいう風に幸せそうに変わると知っただけでも今日は店を出した甲斐がある」と呟いたので、きっと2人の思い出に由来しているものなのだろう。

「かなり人気なんだな」
 海十がフィンと共に店に来てくれたのは、もうすぐマーケットが終わる頃だ。
 2人の店は少し前にはしまきも揚げアイスも売り切れたので店を仕舞い、マーケットが終わるまで色々な店を巡っていたらしい。
「片付けは終わってからでもいいと思ってね。時間掛かるのは同じだし」
「揚げ物だったものね」
 フィンの説明にいつきも納得。
 やっと2人で他の店を巡れたとご満悦らしいフィンの隣で、海十はアクセサリーを物色中。
「ライブでアクセは結構着ける」
「バンド関係か。それなら、シルバーだろうな。ライブの照明を考えると───」
 ミカがそのことも考慮した上でまだ残っているものの中でお勧めを指し示す。
 ふと、海十の瞳に指輪が留まる。
 豪奢ではないが、質素ではない。洗練されたシンプルな上品さ───フィンみたいだ、と海十は思った。
(ペアリング、なんて言えない……。恥ずかしいし)
 だから、何気なくを装おう。
「これ、いいか?」
「ああ」
 ミカにチケットを渡すと、海十はフィンへ押しつける。
「フィンに似合いそうだから」
 海十の視線の動きで目的に気づいたミカがフィンを見ると、フィンは左手薬指に指輪を嵌めた。
「ここでいいんだよね?」
「知るか! あと、これも!」
 いい笑顔のフィンを見ようとしない海十の顔は、真っ赤。
「フィンさんに振り回されてそうだね」
「チビに言われる位なら相当だな」
「どういう意味!?」
 プロポーズっぽいと指輪の贈り物に感動しているフィンと居た堪れない海十を見て、いつきは後でそう評したが、ミカは自分だって相当分かり易くて面白いくせにと笑われた。

 かくして、マーケットは終了を迎えた。

●あなたへ手渡す幸せ
「全部売れちゃったね。バイト代に子供用のでいいから、1個貰おうかなって思ってたのに」
「バイト代……あのな、それはダメだ」
 ミカは何を言い出すのかと溜息、いつきがケチと言う前に言葉を続けた。
「お前にはちゃんとしたの、作ってやるから」
「え、いいの? 本当に作ってくれるの?」
 いつきが気にしていたピアスがどういうものか、本当に気づいていたようだ。
「だからピアスの穴開けて待って……わっ」
「ありがとう!」
 ミカへ握手したいつきは、その手をぶんぶん振る。
「どんなのかな待ち遠しいなぁ」
 帰ったら話すことが増えたとにこにこのいつきを見て、ミカは苦笑を浮かべずにはいられなかった。
「喜び過ぎだ」
 けれど、こんな喜びを見ると、創る喜びが大きいものとなる。
 時として表現に行き詰ることもあったり、評価や用いられ方によっては打ちのめされることもあっても、こんな喜びが支えてくれる。
 それが、今日の1番の収穫。
 売れたことよりも、そのことが嬉しい。

 玲央とクロウは店仕舞いも終えていたので、帰路に着いていた。
「売り切れで良かったですよね。残ったら、食べ終わるまでずっとおにぎりとサンドイッチでしたし」
「……そうか。歌で売りまくり、そちらが売れ残れば暫くメシで」
「アンタはもう……」
 クロウが迂闊と口にすると、玲央は呆れた溜息。
 けれど、自分が作ったものを買ってくれただけでなく、美味しかったと言いに来てくれた人もいて、嬉しかった。歌で喜んでくれる人を見て、自分まで嬉しくなった。
(それに───)
 クロウが甘い物好きらしく、表情がちょっと綻ぶのが分かったのも収穫と言えば収穫だろうか。
 あと───
(お揃い……)
 クロウが言い出したことだけれど、ペアリングを買うとは思ってもおらず。
「重ね合わせると、両翼ねー」
 クロウがペアリングを見、玲央を見る。
「翼って片方で飛べたっけ」
「楽することを考えるのは余念がないんですね」
 玲央は呆れながらも、クロウの隣を歩いている。

 千尋とジルも片づけを終わらせ、帰路に着いた。
「楽しかったですね。食べ物は美味しかったですし、歌も綺麗でした」
「それに、素敵なペンダントも手に入れられたわね」
 千尋がそう振り返ると、ジルも嬉しそうに微笑んだ。
 店も忙しく、最終的には全品売り切れ。
 激辛肉まんも楽しんで貰えたし、ミルクシェイクも甘いものが大好きな子供のリピーターが多かった。
「ワタシ達が今日嬉しくて楽しかったように、皆も嬉しくて楽しいなら、それが1番よ」
「そうですね。僕は先生がそう言って笑っているのが、1番嬉しくて楽しいです」
 千尋がそう言って微笑むと、ジルが瞳を瞬かせた。
「先生?」
「チヒロちゃんの今の言葉が、今日1番嬉しくて楽しいわ。ありがとう」
 嬉しそうなジルにそう微笑まれ、ようやく自分が言った意味に気づいた千尋が、真っ赤な顔で硬直したのは言うまでもない。
 嬉しくて楽しいのは、少し照れる。
 けれど、こんな時間も幸せのひとつ。

 海十とフィンは、後片付けに追われていた。
 2人の店は揚げ物の実演販売もあった為、後片付けは他の店よりすることが多い。
 借りてきた機材、ちゃんと返さねば。
「洗うの手伝おうか?」
「海十はダメ、洗剤で手が荒れるよ? ギターする手なんだから」
 洗い物が終わらないフィンへ、その他の片づけを終えてすることがなくなった海十が声を掛けるが、フィンは仕事を譲らない。
 自分の為にダメだと言ってくれるのが分かるから、海十も強硬手段を取れないのだ。
「俺ね、海十は凄いって改めて思ったよ」
 洗いながら、フィンが呟く。
「だって、海十の歌は周囲の人を留めるだけの力がある。リクエストした人も聞いているだけの人も皆引き込まれてた」
 でも、とフィンは笑う。
「1番引き込まれてるのは、俺だけどね? 洗い物終わったら、また着けなきゃ」
 フィンが振り返って笑うと、海十は真っ赤な顔を押さえて、立ち尽くしている。
 そんな海十も、フィンは可愛くて愛しい。

 セラフィムとタイガはマーケットを出た後も余韻を楽しむようにハト公園を散歩していた。
 マーケット会場から少し離れたこともあってか、周囲に人はなく、静かな場所に差し掛かると、タイガは思い切って、それを差し出す。
「セラ、プレゼント。ペアなんだぜ?」
 それは、一見すると分からない。
 だが、よく見れば月であると分かり、その中心に太陽が嵌まり込んでひとつになる小さめのプレートペンダント。
(恋人の証に……言わなくても伝わるよな)
 タイガは、心の中で呟く。
 さっきだって示し合わせていなかったのに、芍薬意匠の指輪を選んだ自分の横で花梨意匠の指輪を選んでいた。
 共に、ルーメンで工芸茶を飲んだ夜を思い出していたように。
「月……」
 セラが反芻して、それから嬉しそうに受け取った。
「大事にする」
 胸に抱いて微笑するセラフィムが本当に綺麗で、タイガはやっぱりセラが好きだなと思った。

 輝く陽光
 照らす月光
 世界を繋ぐ永遠
 キミを思ってる

 今日の歌声を頭に過ぎらせつつ、2人は帰路へ着く。
 自然と繋がった手は、ぎこちなく、けれど確実に深く指が絡み、互いを幸せにするよう温もりを分け合っている。
 この温もりが、顔も知らない誰かの心を温かくすることが出来るよう。
 その願いは、2人だから誰かに手渡せるだろう。

 今日は、優しさと楽しさを手渡され、手渡す日。



依頼結果:大成功
MVP
名前:セラフィム・ロイス
呼び名:セラ
  名前:火山 タイガ
呼び名:タイガ

 

名前:信城いつき
呼び名:チビ、いつき
  名前:ミカ
呼び名:ミカ

 

メモリアルピンナップ


( イラストレーター: Izm:  )


エピソード情報

マスター 真名木風由
エピソードの種類 ハピネスエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ EX
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 簡単
参加費 1,500ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 なし
リリース日 09月14日
出発日 09月20日 00:00
予定納品日 09月30日

参加者

会議室

  • [23]蒼崎 海十

    2015/09/19-23:52 

  • [22]蒼崎 海十

    2015/09/19-23:52 

    フィン:何とか文字数に勝てたよ!

    海十:楽しい一時になるといいですね

  • [21]永倉 玲央

    2015/09/19-23:50 

  • [20]蒼崎 海十

    2015/09/19-23:46 

    フィン:
    直前にごめんね!
    ちょっと揚げアイスの説明が変わったので、念のため、再度宣言しておくよ。

    揚げアイスは、シューアイスを揚げるのもアリなんだけど、【5】海十が説明したように、
    食パンの方が、中に火が通らない分、アイスがより冷たく楽しめるからね。

    【屋台】を出すよ。

    <販売リスト>
    はしまき チケット4枚
    …お好み焼きを箸に巻いたもの

    揚げアイス チケット3枚
    …衣に食パンを使ったアイスクリームの天ぷら

    歌(リクエスト制。イメージを伝えて頂ければ、海十が即興でギター弾き語りします):チケット2枚

  • [19]信城いつき

    2015/09/19-23:42 

  • [18]信城いつき

    2015/09/19-20:12 

    うん、「12」は記事番号でした……うああぁ、ごめん説明不足で。

  • [17]セラフィム・ロイス

    2015/09/19-18:30 

    「12」Cって記事番号だったんだね。暫く悩んでた(苦笑)節約に助かるよ
    こちら全店での買い物プラン書かせてもらった

    ミカの12H(ペアプレートペンダント)こちらで太陽と月の詳細かき
    海十の全部(」【お任せ】の会話、感想も書き
    玲央のサンドイッチセット
    ジルのミニ中華

    が一応書いたので。全部詳しくは流石にいかないと思うけれどGMに託したい
    少し早めだが皆お疲れ様。これからの人は頑張って
    よい時を過ごせます様に。
    (一応、〆切間際までここは覗く予定です)

  • [16]暁 千尋

    2015/09/19-08:52 

    ジル:
    遅くなったわね、ごめんなさい。
    あれもこれもと考えてたら収拾つかなくなったから、シンプルにいくことにしたわ。

    <販売リスト>
    ミニ中華まんセット チケット4枚
    ・・・一口大サイズの中華まん3つセット
    肉まん、あんまん、ピザまん、カレーまんからお好きなものを選べます。

    店主のおすすめセット チケット4枚
    ・・・上記のロシアンルーレット版。店主の気分次第で激辛肉まんが入ることがある。

    ミルクシェイク チケット2枚
    ・・・激辛に当たった人は中和用にぜひ。

    時間(文字数)が許せば、千尋ちゃんがご挨拶には伺うつもりだから皆さん宜しくね。
    皆さんのお店、楽しみだわ♪

  • [15]信城いつき

    2015/09/19-07:21 

    ミカ:
    ……だから落ち着け。リストにDが抜けてるぞ。
    また訂正もなんなので、このままで行かせてほしい。まぎらわしくてすまない。

  • [14]信城いつき

    2015/09/19-07:17 

    ※訂正いれたので、記事番号ひとつ飛びました

    ……作り出したら止まらなくなったんだって(苦笑)。
    出発時間もあるので、これを最終にしておくね。
    記号があった方が文字数省略しやすいかなと思って、記号つけてみたよ
    (「12」C って感じで)
    刻印のメッセージとか図は色々あるんで、見てみてね
    (PL:すみません、メッセージや図は各自でお願いします。
    あれもいいこれもいいと収拾つかなくなってしまったので……)

    ペアリングは…ちょっと照れるという人は、ペアプレートもあるよ
    お待ちしてますー!

    そうだ、ご飯も買っとかないと
    サンドイッチ……ピクッ(契約直後にミカにサンドイッチ食べられたの思い出した)
    おにぎりセットにしよう
    ミカは店番で忙しいので、俺が買いに行く予定だよ
    千尋のとこもまわりたいな、何のメニューがあるかなぁ、楽しみ。

  • [12]信城いつき

    2015/09/19-07:13 

    【販売リスト】(アクセサリー)
    大人用 5枚(基本はシルバー、男性向けのデザインあり)
    ・指輪
      A.シンプル(模様無し)
      B.裏側にメッセージ刻印あり(”永遠”とか”いつもあなたと共に”等)
      C.重ねると一つの図になるペアリング(チケット10枚)
      E.その他
    ・ペンダント
      F.クロス
      G.プレート
      H.並べると一つの図になるペアプレート(チケット10枚)
      I.その他
    ・ピアス
      J.その他

    子供用 2枚(ビーズとかでキラキラした石など)
      K.ブレスレット
      L.ヘアピン
      M.ヘアゴム

  • [11]セラフィム・ロイス

    2015/09/19-01:21 

    今で文字数いっぱいだ。まだ千尋のもあるし色々変わりそうだけれど
    時間が短すぎるね。(お客でこの有様)

    >海十&フィン
    『ぜひ頼む!』だって。ではお任せでよろしくお願いします。
    僕らが題材なんてどうなるか期待と不安で一杯だけれど、楽しみにしてる。
    文字数との戦い頑張って。やりたいこと大事だし、いざという時はこちら削ってもいいからね

  • [10]蒼崎 海十

    2015/09/19-00:10 

    >タイガさん&セラフィムさん
    有難う!是非来て下さると嬉しいです。
    歌はお任せでも構いません。
    タイガさんとセラフィムさん、お二人をイメージして弾き語らせて貰います。

    フィン:
    文字数の許す限り、皆さんの屋台も見て回る予定だよ…!(文字数と戦いながら

  • [9]永倉 玲央

    2015/09/18-23:45 

    えーと、みなさん初めましてかな・・・?
    永倉玲央とクロウ・銀月です!

    一応、僕達が考えているのはこんな感じかな?

    手作りサンドイッチランチ(たまご、ツナ、フルーツ)・・・チケット3枚

    おにぎりセット(梅、昆布、鮭)・・・チケット3枚

    店主(神人)の歌(リクエスト制、流行りの歌から童謡まで)・・・チケット2枚

    ・・・て、歌って何!?
    ちょっとクロさん、僕聞いてないんですけど!

  • [8]セラフィム・ロイス

    2015/09/18-22:47 

    :タイガ

    >ミカ
    大人用のぺアペンダントねーかな?太陽と月がモチーフの、
    合わさって一つになるやつ探してるんだ。一見わかんねーのがいいんだけど・・・
    (検索で「ペア 太陽 月」で出る小ぶりの限定品のような物)

    (PL:詳細はどちらが書けばいいのだろうと悩みつつ、ミカさんのデザインでお任せしたい気持ちも)

    >海十
    食いもんの変り種おもしろそうだしぜってー行く!
    歌のリクエストはーーやったことねーや。興味はあるんだけど
    イメージ?イメージ・・・(首捻り)夏とかロックとかそういう?
    頼む場合はここ、会議室でいっといた方がいいよな?・・・考えるの苦手なんだよな
    セラ『苦笑)お任せは駄目かな?』(PL:困るならひねり出します)

  • [7]暁 千尋

    2015/09/18-22:16 

    こんばんは、暁千尋とパートナーのジル先生です。
    お久しぶりの方も初めましての方も、どうぞ宜しくお願い致します。

    僕達も・・・というか、先生が出店予定です。
    食べ物系ですので、僕はそのお手伝いといったところでしょうか。
    販売リストは詳細が決まってからお伝えしますね。
    とりあえずご挨拶まで。

  • [6]セラフィム・ロイス

    2015/09/18-20:58 

    :タイガ
    どうしよう残り一組だ!?と思ったら飛び込んでた(苦笑)
    どーも、俺タイガとこいーーーむぐむぐ
    セラ:『(タイガの口を押さえ)神人のセラフィムだよ。玲央とクロウは初めましてだね』
    ぷはっ)千尋とジルはすっげえ久々!いつきと海十達はこないだぶりだな!よろしく頼むぜ~

    今んとこ、ただの来場者の予定だ
    『演奏』はセラがもってるけど・・・(セラが無理だと首をふっている)
    性格からして単品じゃ無理っぽい。他は『菓子』は初心者レベルだしなあ
    (参加者の)店がぜんぜんねーなら考えるかも

    客なら、全部行くし挨拶する予定だけど、詳細は出揃ってから考えてぇかなー

  • [5]蒼崎 海十

    2015/09/18-00:29 

    樹さんとミカさんのアクセサリー、俺達も時間が許せば、是非見に行きたいです!(わくわく
    男性用のシルバーのシンプルな指輪…とか見たいなって…お揃いとか…(なぜか小声になる)

    揚げアイスは、フィン曰く、衣に食パンを使ったアイスクリームの天ぷらだそうです。
    食パンは熱を通さないらしく、高温で一気に揚げることで、外は熱々、中は冷たい揚げアイスになるんだとか。

    今からマーケット当日が楽しみですね!

  • [4]信城いつき

    2015/09/17-23:48 

    ミカ:
    チビの説明が分かりづらかったから補足しておく
    アクセサリー1個あたり大人用5枚・子供用2枚になる。

    俺は「アクセサリー」スキル持ちだから、そこそこの物は作っているつもりだ
    気に入ったものが一つでもあれば嬉しいな

  • [3]信城いつき

    2015/09/17-23:38 

    こんばんは、信城いつきと相棒……多分、相棒だよね……のミカだよ
    どうぞよろしくね!
    うちも出店予定だよ。今ミカがせっせとアクセサリー作ってるから良かったら見に来てね

    【販売リスト】(アクセサリー)
    大人用 5枚…指輪・ペンダント・ピアス
    基本はシルバーで、男性向けのデザインもあるよ

    一応子供用もあり
    子供用 2枚……ブレスレット・ヘアピン・ヘアゴム
    こっちはビーズとかでキラキラした石とかで作ってる

    こんなのが欲しい!というのがあれば出発までに仕上げるので言ってね
    (たとえば、指輪に赤い石入れて欲しいとか。大人用のブレスレットとか)


    ……揚げアイスって何っ?どんな感じなんだろう、気になる。
    時間(という名のモ=ジスウ)の余裕があれば、お店も回りたいなー

  • [2]蒼崎 海十

    2015/09/17-22:25 

    蒼崎海十です。パートナーはフィン。
    宜しくお願い致します!

    俺達は、フィンの『調理』を活かして、食べ物の屋台を出そうかなって思っています。
    俺も『歌唱』と『演奏』で彩を添えようかと考えてます。(記入例に、これだ!と思った模様)

    今のところ、考えているメニューは以下となります。

    <販売リスト>
    はしまき チケット4枚
    …お好み焼きを箸に巻いたもの

    揚げアイス チケット3枚
    …シューアイスを揚げたもの

    歌(リクエスト制。イメージを伝えて頂ければ、即興でギター弾き語りします):チケット2枚

  • [1]蒼崎 海十

    2015/09/17-22:25 


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